野麦峠スキー場は、中・上級者の皆様から「専門性と特色があるスキー場」として愛され、多くの皆様から存続を願うご意見を頂戴しており大変嬉しく感激しております。
 
 しかし、松本市の同地域に3箇所のスキー場が必要であるかどうか、利用者がピーク時に比べて4分の1まで落ち込んでいること、施設の老朽化に伴う修繕費の増加等による毎年1億円近い赤字解消をどうするか、が大きな課題です。

 このような大きなハードルがあるなかで、寺田様をはじめ、スキーを愛する多くの皆様のご支援が野麦峠スキー場のあり方を検討するなかで、追い風になればと感謝しているところです。

今後もご意見、ご提案をいただければ幸いです。

                                                                平成19年4月3日
                                                                松本市長 菅谷 昭


(松本市長様からの文章を原文のまま掲載しました  編集者)
新日本スポーツ連盟・全国勤労者スキー協議会
東海ブロック ブロック長 寺田 康夫     様

 日頃 野麦峠スキー場を愛し、ご利用いただくなかで、野麦峠スキー場存続の熱い思い、専門的な分野からの具体的なご提案をお寄せいただき感謝申し上げます。

 全国的にスキー場経営が大変厳しい状況にありますが、野麦峠スキー場も大きな赤字を抱え存続が危ぶまれています。
 このようななか、野麦峠スキー場の存続に向け、今シーズンを「今後を野麦峠スキー場のあり方を検討する大切な時期」と位置づけ、地域をあげてご支援をいただきましたが、シーズン前に目標として掲げた数値を達成することはできませんでした。

 これをどのようにとらえ、今後の野麦峠スキー場のあり方をどのようにしたら良いのかを、関係者の皆様のご意見を参考にしながら平成19年中に指定管理を含め広範囲に検討してまいります。
2007年3月17日
松本市 市長 様
新日本スポーツ連盟・全国勤労者スキー協議会・東海ブロック
ブロック長 寺田 康男  印
 
愛知スキー協会 理事長  寺田康男 
岐阜スキー協会 事務局長 多田淳一 
静岡スキー協会 理事長  長島信三 
三重スキー協会 会長   今掘聖史 
野麦峠スキー場の存続について(要望)
 野麦峠スキー場については、開設以来、新日本スポーツ連盟・全国勤労者スキー協議会・東海ブロックに結集しているスキー協会(愛知スキー協会・岐阜スキー協会・静岡スキー協会・三重スキー協会)や、それぞれのスキー協会に結集している多くのスキークラブ(愛知においては、深雪スキークラブ・イエティースキークラブ等がよく利用します)が野麦峠スキー場を訪れ、スキーに親しんできました。
 野麦峠スキー場は全国にある、蔵王・赤倉・草津・野沢・白馬スキー場に優るとも劣らないすぐれた山岳スキー場と思っています。このスキー場を維持することが松本市の施設への見識と考えるものです。21世紀のウインタースポーツの為にも、是非存続させたいと要望するものです。
私たちは、スキーが人生と生活を活性化してくれるすばらしいスポーツ文化として位置づけ、スキーの楽しさを拡げる活動をしています。しかし、近年愛好者が減少していることには危惧をしています。
スキーは基本的には滞在型のウインターリゾートスポーツだと考えています。何度も繰り返しリピートして野麦峠スキー場を利用してきた背景には、良いスキー場であるとともに、良い宿とのめぐり合いも、大きく影響しています。スキー場がなくなればその存続も危ぶまれます。
要求の多様化がますます進むなか、利用者の選択肢がなくなれば、魅力が減れば、益々  リゾート離れが進むことが考えられます。スキー場がなくなることは、今までの拠点を失い、それらの利用もできなくなる恐れがあります。ぜひとも参考に検討願います。
 
連絡先
新日本スポーツ連盟勤労者スキー協会東海ブロック事務局
(新日本スポーツ連盟愛知スキー協会内、名古屋市中区大須1−23−13
 グリーンビル内)
    電話 052−210−4801 FAX 052−210−4801
追伸
ここ数年、何処のスキー場も特色を出そうと、懸命な努力をされている様子が話題に良く上がり論議の対象となることが多くあります。そして、私たちも、我々の立場から見た意見もまとめました。
 
アンケートや論議から得た、何度もいくスキー場の条件は以下のような内容です
 
     気に入った、繰り返し行くに耐えられる食事内容と特色あるサービスの宿があること。見つけられたこと。親しくしてくれること。
     同じ地域に幾つかのスキー場と宿と温泉とテニスコート等のスポーツ施設がいろいろありスキーシーズン以外も利用できること。地域としてその周辺が魅力があること
     日帰りで行けること。行ける距離・いける時間(3H。先発グループに後追いのできる距離・場所・走りやすい道があること。ひとりで運転できる場所であること。
     できれば渋滞が少なく近いこといろんな方向こらアクセスできること。
19号・41号・中央道・東海北陸道・伊那街道
     専門性と特色があるスキー場であること。(ポールバーン・競技会ができる・変化のあるピステ・深雪が滑れる・山スキー等ができる)
     初心者から上級者までが楽しめて、満足できるゲレンデであること。
     風景や残された自然が多く。大きな自然が日常生活を忘れさせてくれること。
以上の点からも、野麦峠スキー場は全てを満たした、すばらしいスキー場です。
 
青年期には、日帰りで穴場のすいていた野麦峠スキー場に通い。連休には仲間たちとスキー教室付のバスツァーを企画して楽しみ。結婚して、子どもが小さな幼児期には、雪遊びを中心に、1日は猪谷スキー場で家族サービス、もう一日は子どもを背負い乗鞍高原で長い距離を楽しんだ。そんな思い出のある30年以上スキーを愛好するスキーヤーがたくさんスキー協には居ます。
年を重ね、がむしゃらに滑るよりは、山スキーやスキーハイクをしたり、のんびり温泉とスキーの両立には乗鞍スキー場。クラブ行事で、特にレーシングチーム(クラブ)としては野麦峠スキー場を使います。また、夏場には、気にいった宿を拠点に松本アルプス公園・動物園・安曇野周辺・上高地・白骨温泉・奈川温泉・塩尻スカイパーク運動公園等、長野はとても魅力的な公園と温泉が大小充実してあるから、今までのスキー人生の中で、その時期に合わせ使い分け、選択して利用してきました。
 
要求の多様化がますます進むなか、利用者の選択肢がなくなれば、魅力が減れば、益々  リゾート離れが進むことが考えられます。スキー場がなくなることは、今までの拠点を失い、それらの利用もできなくなる恐れがあります。ぜひとも参考に検討願います。 

以上



   松本市長様から返事をいただきました。